人と向き合う時に大切なこと。
一人の人として、純粋に興味を持つこと。
相手の話から相手の立ち位置を想像し、自分なりに解釈し確かめること。
うっかりすると、他人を自分本位なラベリングの中に置いて、one of themとして見ている。
自分がラベリングされるのは嫌なのに、人にはしてしまう。
どうして?
人は「わからない」を不安に思う。相手を知る糸口を掴めなければ、自分で判断すると白黒つけられる。
だけどそんな判断は相手を理解する障壁になるだろう。
グレーゾーンを恐れるな。そして、相手に勝手な期待をしないようにしよう。
自分とは相性の合わない人かもしれない、それともものすごく分かり合えるかもしれない、勇気を持って心を開いて一歩を踏み出そう。
駐在妻という立場にいると、駐在妻ってこうだよねみたいな固定観念をぶつけられることがあるで考えてみた。
夫の海外赴任というだけの共通項で来ただけで、滞在期間をどう過ごしたいか(ここで悩む人もいる)、帰国後どうしたいか、現状に不満があるのかないのか、本当に人それぞれ。
今時は日本からの仕事を引き続きリモートで持って来ている人がいる。
帰国後は元の会社に戻れるという人たちがいる。
日本ではフルタイムで忙しく働いて退職して来た人たちの中には、期間限定の無職をゆっくりできて嬉しいと感じる人がいれば、暇を持て余せないとビジネススクールに通ったり現地での就職を目指す人がいる。
来るまでは有り余る暇への不安を感じていたけれど、のんびりできるのも人生の一休みと新たな生活を前向きに捉えられるようになった人がいる。
2回目、3回目の駐在生活となれば、いつまでも人生のふた休み、み休みとは言いたくなくて何かやらないとなと感じている人がいる。
自分たちを、’駐在妻’としてではなく、ただ一人の人としてみてほしいと思う。
これって、立場の違う全ての人に通じることだね。